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不自然なほど自然なもの。

「こんにちは」とキーボードを打つとどうしても「こんにてゃ」となってしまう。。。

 

あ、こんにちは。

昨日7年ぶりくらいに「ちっちゃいおじさん」を見たbossです。

 

自分でも未練たらたらな、こよみ珈琲が売り切れました。

予想量を大きく上回るペースでお買い上げいただき、驚くばかりです。

ありがとうございます。

 

そんなこんななので、年末年始用として考えていたコーヒーを前倒しでスタートします。

 

パナマ ボケテ エスメラルダ農園 

ダイヤモンドマウンテン

 

ボケテと入力すると「ボケて」と変換されますw

 

生産地:ボケテ ハラミージョ地区

標高:1400m

品種:カトゥアイ

精製方法:フリーウォッシュド

認証:レインフォレスト・アライアンス

 

エスメラルダ農園といえば、コーヒー業界に「ゲイシャショック」を巻き起こした張本人。

コーヒーの品評会「ベスト・オブ・パナマ」を何年も受賞し、ゲイシャという高品質なコーヒーを世界に知らしめました。

 

パイオニアでもゲイシャ、厳密にいえばゲシャを取り扱ったことがあります。

http://pioneercoffee.jugem.jp/?page=1&month=201712

ここでもエスメラルダ農園のことは触れていますね。えらいぞかつての私。

 

この農園はパナマ西部、バルー火山の山麓に広がり

豊かな降雨に恵まれ農園内にも天然林が保護されています。

 

年間降水量4000m、乾季は風がとても強いのですが周りの豊富な自然林が風除けとなりコーヒーの木を守ります。

湿度が高めで気温も10℃以下にはならず最高気温も25℃程度なのでゆっくりと果実が成熟していきます。

 

また、農薬を使わず完熟した果実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払い行われています。

まさに「世界最高のコーヒー」が生産されるにふさわしい背景です。

 

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パイオニアではだいたい月ごとにおススメなストレートのコーヒーを出しています。

それを探すのは私にとって楽しみのひとつなのですが、ぶっちぎりの主観で選んでます。

 

その基準は紛れもなく「焼いてみたいコーヒー、飲んでみたいコーヒー」。

興味センサーに触れたものが選ばれます。

 

実はこのコーヒーの存在は2年くらい前から知っていました。

しかし最初の率直な感想は「うわ、いいお値段するな」。

 

 

もとより発展途上国がほとんどのコーヒー生産地での、コーヒー従事者に対する賃金の低さを知っているだけに

スペシャリティとか関係なくコーヒーの価値を正しく高めることが務めなのだと思っています。

 

それと同時に「お客様の日常に寄り添うコーヒーを提供したい」と考えているため

あまりに高価なコーヒーばかりを取り扱うのもどうか、と考えています。

 

勿論仕入れてその金額を回収できるか、という絶対的お客様数とパイオニアの体力との兼ね合いも考えます。

 

そのバランスは店舗をオープンしてからずっと考え続けていることです。

 

高額なコーヒーを仕入れれば、当然単価も高くなるわけで、「日常なコーヒー」とはかけ離れるのではないか。

ただ、高品質なコーヒーを紹介していくのもコーヒー屋としてすべきこと

うーーーーーーーーーーーーーーーん。

 

と、年末年始であるこの時期にこういう豆を取り扱うようにしています。

 

 

 

だったらゲイシャを選べば、コーヒー業界では既知なわけだし売れるっしょ

と思う人もいるかと思いますが

そこがへそ曲がりなのか?

「あんまり焼きたいと思うゲイシャがない」と思っちゃうんです。

前述のエチオピア・ゲシャは「コーヒーの起源で原種」であるという興味で飛びつきました。

 

それよりか、売れるか分からないけどエスメラルダ農園のゲイシャでない豆があるんだって!焼きたい!知りたい!!と。

 

ゲイシャだから美味しい?そんなことはないよね。

素晴らしいゲイシャを作るなら、他の豆だって素晴らしいでしょ?

 

ゲイシャはきっとこの時期、色々なコーヒー屋さんが扱ってるはず。

飲みたいかたはぜひそちらへ。

 

、、、とまあそんな感じだからパイオニア、あんまり儲からないでしょうねw仕事くださいw

 

 

 

最後に、そんなダイヤモンドマウンテン。

 

美味しいです。

ゲイシャの立役者の農園であること、高額で高品質であること

説得力があります。

凄く納得できるコーヒーです。

 

酸があるコーヒーではあるけれど、それはフルーツを食べるときに感じる酸味とほぼ同じで

当たり前に、吸い込んだ空気のように自然に入っていく。

コーヒーなのに驚くほどに水や紅茶のようにマイルド。

 

果実感満載の酸とコーヒーで考えれば不自然なほど自然すぎるマイルドさ

そのコントラストと融合を。

 

2019年末のご褒美に

2020年始の縁起物にお楽しみください。

author:pioneercoffee, category:コーヒーのあれやこれ。, 13:17
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