RSS | ATOM | SEARCH
やらかした感満載の40カウントダウン。

先日、コーヒーインストラクター2級の試験を受けてきました。

 

J.C.Q.A. Certified Associate Coffee Instructor
基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒーを飲むだけでなく詳しく勉強したい方を対象にした資格で、コーヒーの対面販売に従事する方に求められる基礎的な知識・鑑定技術を習得した方を認定いたします。
                                   全日本コーヒー商工組合連合会HPより引用

正直今さら感があるのですが、この2級を取らないと1級、鑑定士は受けられないのですね。


仕事をしていればその都度必要なことは学ぶのですが、それだけでなく全般的に専門的にもっと学びたいと思ったことと

憧れる存在に出会ったのがきっかけです。

 

3月に講習会。テキストをもとにした講義。
ちょっとしたカップテスト(飲み比べ)もあります。それを受けての試験でした。

 

内容的には「なるほど!」と思うこともあったのですが、既についている知識が多くちょっと復習すれば大丈夫かなと思っていました。

 


再度テキストを開いたのは試験3日前、血眼でテキストを読んだのは行きの電車。

試験範囲はテキストと講師の方が口頭で話したこと。ちゃーんとメモとってましたが字がミミズがのたくったような字で解読不可。

 

 

あ、あれ。意外とヤバいかも。。。。

なんでしょうね、知っていることが多いのにいざ活字になったりテキストに書かれていると、なんだか凄く難しい異国な言葉に感じるのは。

 


冷静さを失う小田急線。神経衰弱気味。
最終的には
「もうええわ!ありのままで勝負したるわい!」
と謎の逆ギレ。

 

 

早めに家を出たので9時前には渋谷に到着。
何にもしてないのに凄く勉強して頭がパンパンになっている気だけするので
落ち着こうと某コーヒーチェーン店に入ります。

椅子に座ってコーヒーを一口。ああ落ち着いた〜、、、、、、というのも束の間
店内を見渡すと、さっきまでガン見していた茶色いテキストが結構見つかります。

 

 

 

 

 

お前もか!!

 

 

お前もか!!

 

 

 

 

さっき吹っ切れたはずなのに、周りが勉強しているのを見ると焦ってきて全然休まらない。とっとと撤収。

 

試験会場は受験者が多いのか混みあっており、受付も受付してからも結構待ちました。

そしてガイダンス。試験の注意事項を聴きます。


試験にはカップテストが1問あるらしく

「おかわりはできません」

吹き出しそうになる。

そんなに飲まねーし!!

 

 

問題用紙、解答用紙が配られ記載漏れ等がないか名前を書きながらチェック。

 

問題用紙のページが揃っているか確認をするときチラッと見えてしまった。

 

 

 

 

 

 

 


地図が書いてあるのを。

 

 

 

 

 


もともと私は社会科、特に地理が苦手でした。

覚えるのが苦手っていうのが大きいのでしょうがとにかくダメ。
その苦手意識のまま大人になってしまいました。

今はコーヒーにまつわる生産国の背景や地理などは都度学んでいるのでだいぶ克服はできてきていると思いますが

問題として見ると拒絶反応が。
心拍数が上がってきます。

そして更に見てしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルー」と。

 

 

 

ああん?!ペルー?

 

 

あーた、私にペルーの何を訊こうってんだい!
あたしゃー知らないよ!!

(ちゃんとテキストに載っているしれっきとした生産国)
 

今までペルーのコーヒーは扱ったことがなかったので縁遠かっただけ。
本当は知ってないといけないのです。

 

もうそんなんで、心拍数上がってきっと血圧も華麗な上昇曲線(基本低血圧だから知らないけど!)。
 

実は満点狙いだったのですが受かる気がしねえ。
そんなんで試験開始。

 

 

その問題は、コーヒー生産国の位置とコーヒー豆の格付けはどのタイプか(標高、スクリーンサイズ、欠点数、スクリーンサイズと欠点数)を答える問題でした。

 

もう正気を失っているので鉛筆が重い!つーかベトナムってどこよ?!←酷すぎるw

何もやってないのに既に燃え尽きた「あ〇たのジョー」さながら白くなっていたその時、

カップテストの検体が配られました。

AとBがあって、アラビカ種のコーヒーを答える問題。


香りを嗅ぎ、回答する。

そこでふっと力が抜け正気に戻りました。
ペルーもベトナムの位置も合ってました。
ひととおり回答して見直しをする。
すげーなコーヒー。

 

 

前述したとおり、この試験の出題範囲はテキストに載っていることと、講師の方が話した内容。

あと質疑の内容と言われていました。

 

しかし、「あれ、こんなのやったかな?」と思うこととか、

問題の言い回しや言葉尻の表現によっては回答を迷ってしまうこともあり。


例えば焙煎に関する問題で
「●●のミディアムローストの香りは、同じ国の同じ豆でミディアムローストで焼けば同じ香りが出る」

うーん。焙煎の工程はどうなのかな、と通常の神経質モードが発生したり

こんなの講習であったかなーと思ったり。
焙煎は7段階のローストグレードを触れただけじゃなかったかな?

とはいえ、大抵はテキストに載ってるか講習会で聞いた話の中に回答はありましたが。

 

 

試験開始30分経過で退出OKだったので、30分で速攻退場。

12時過ぎには山。

そんなこんなでイマイチ自信のない私は開口一番

 


「tomo、落ちたかもしれない。。。」

 


「はあ?!(# ゚Д゚)」

 

 

 

結果は6月上旬。
その頃私は40という節目の歳を迎えている。
合格という良いスタートとなるか、ちょっとずっこけたスタートとなるか。

乞うご期待。

author:pioneercoffee, category:コーヒーのあれやこれ。, 08:15
comments(0), -